アパートやマンション、オフィスといった賃貸経営をされている方には、様々な悩みがあることでしょう。 その中で最大の悩みといえば「空室」ではないでしょうか？ 空室が出ることにより、賃貸収入が減ってしまいますから、経営に大きなダメージを与えてしまいます。 その空室を埋めるために、経営者は様々な方法を考えます。 室内のリフォームを行うか、家賃を下げようかなどと考えるはずです。 しかし空室対策を考える前に、見直す点はないでしょうか？ ご自身の経営するアパートやマンションなどは、「魅力ある」賃貸物件なのでしょうか？ もちろん入居者の層にもよると思いますが、一般的に魅力を感じるというのは以下のような物件だと思います。
エレベーターホールに自転車やバイクが並んでいる
駐車場や駐輪場を設けているのに、自転車やバイクがエレベーターホールに並んでいるのを見たことはありませんか？ 確かに、エレベーター前に自転車やバイクを置いておけば、乗り降りが楽です。 したがって、その場所に駐車したい気持ちはわかります。 ですが、エレベーターホールは共有スペースであるため、そのように自転車やバイクがズラリと並んでいては邪魔になってしまいます。 また、身体の不自由な方が内覧にきた際にも、エレベーターホールがこの様子では、少しがっかりされると思います。
空室に入ると「カビ臭い」
空室をそのままにしておくと、夏などは湿気が溜まり、カビが繁殖してしまいます。 そのような時に空室を内覧したい方がいらっしゃったら、契約に結びつけるというのは、中々難しいのではないでしょうか。 いかに空室といえども、日頃から清潔に保つことが必要です。
外観が汚れ・錆びだらけ
入居希望の方というのは、まず物件の外観をチェックします。 そのため、外観をキレイに保つ必要性があります。 外観が汚れ・錆びだらけというのは、いくら室内が素敵でもそれだけで内覧の可能性が減ってしまいます。 ですから、外観をキレイにしておくことは非常に重要です。
空室対策は非常に大切なことですが、それ以外の周辺環境の見落としは意外にあります。 それらの改善をしっかりとすることも「空室対策」に繋がるのではないでしょうか？ どうぞ、周辺環境もしっかりと確認して、空室対策を行って下さい。